妻の趣味の手伝いで、
60cmに切った紙紐の撚りをほどく、
という作業を大量にやりました。
ここでも、紙紐と「関係する」という意識を持ってみます。
やはり、それまでは余計な力をかけていたことに気がつきました。
こうした余計な力は、
ただ紙紐の撚りをほどく、という本質には使われず、
関節や筋肉に不必要な負担をかけて、体を痛める要因となります。
慢性的に肩が凝っているという人も、
本質に取り組むこととは関係のない力が、身体に残っている、
という意味で、同じことだと思います。
そんなことに気づきながらも、
徐々に最小限の力で紙紐をほどくことができるようになり、
作業が楽しくなってきました。
ところが翌日、別のメーカーの紙紐をほどこうとすると、
昨日の後半のようにうまくほどくことができません。
紙の質や強さ、撚りのかかり具合がちがうのです。
そこで、手順や力加減を変えていくと、
新しい紙紐にあったやり方が見つかってきました。
と、これが今までのぼくの関係性の作り方ですが、
これでは「内弁慶」と同じなのです。
たどり着きたいのは、このやり方ではないのです。
そのやり方の下にある、
どんな紙紐とも関係できるアプローチがあるのではないか?
今日の夕食後も、そこを探す意識で紙紐と取り組みたい、
と思っています。